come away wiÞ mii

非生産性のファッション分析

最終授業

 

こんばんは、大学四年間の最後の授業が終わりましたハルです。

 

私はファッション界に憧れて、モードの中心パリについて学ぼうと思い仏文に入りました。

不真面目な四年間でしたが、中高のやらされる勉強ではなく好きなことを学べる点が気に入っていました。ファッションにまつわる分野ばかり勉強して、時に文学映画哲学をかじってみてはいい気分に浸ってみたり、バーで会った女に語ってみたりしました。

 

 

まあいわゆるくだらない大学生の私でしたが、最後の学期(になるであろう)に履修した授業にとんでもないものを見たのです。

フランス文学でした。ロマン主義について1年間勉強しました。教授の考え方や教え方も好きで、授業は一生懸命聞きました。

教授はセックス・ピストルズが好きで、授業の中で時折その音楽に触れては賞賛していました。私は母がパンクスを好きだったこともあり、割と早い時点でピストルズは知っていたけれど、教授のフィルターを通して聴いたピストルズはまた違う叫びをもっていたのです。

 

また、僕は高校のころは常にフラストレーションが溜まっていたのですが、その時にはまっていたのはフラメンコでした。あの情熱的なフラメンコギターとパーカッションは常に心地よかったのですが、この時の気持ちとカルメンを読んだ時の気持ちの合致の仕方といったら…!

 

 

全体的に僕の趣味にはボヘミアン的な享楽さがあって、どこにも行けない自分のフラストレーションへの処方薬のような役割を果たしていたのでしょう。

 

 

大学に入ってからは狂ったように遊びまわりました。

たくさんの旅、たくさんの出会い、たくさん食べて飲んで踊りました。

この生活がもうすぐおわることが悲しいけども、もう少し、必死に楽しむつもりです、

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